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社長のブログ

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 令和6年度 第1回

2024-04-04
「住宅は人生を支える」ー全館空調
 生活する上で健康面を考えると、ヒートショックを防ぐ事が大事だと思います。
ヒートショックは一般的に10度以上の温度差があると、特にリスクが高くなるといわれています。
そこで住宅においても、居間と廊下やトイレ等、温度差を少なくし、
建物全体を一つの空間として考え、冷暖房、換気を行うシステムが全館空調です。
全館空調は、実はかなり様々な工法があり、価格もいろいろです。
当社の全館空調「コージー(cozy)」は、初期費用やメンテナンスをより、しやすくするよう
独自で考えたシステムで、とてもコストパフォーマンスにも優れています。
新築住宅で快適に過ごしていただくためには、是非採用していただきたいと思います。

 【第2回】 耐震のこと、避難の事

2024-03-06
 今年1月に発生した「能登半島地震」では沢山の方が犠牲になり、心よりお悔やみ申し上げます。
さて、この地震をきっかけに「旧耐震基準」「新耐震基準」とかの言葉がよく耳に入るようになりましたね。耐震基準は、1981年6月1日から建築基準法で新耐震基準に変更された訳ですが、簡単に言うと新耐震基準は「震度6強~7程度の揺れでも家屋が倒壊・崩壊しないこと」が基準になっています。いろいろ計算やチェックをして、建築確認申請をする訳ですから、現在の建物は一応安心していい状況だと思います。ただ建設会社ではさらにお客様の事をより一層考えて設計しなければいけないと思います。地震が来たら、外に出られるように玄関の他にテラス戸を1ヶ所くらいはつけるとか、2階に居て火事になったら窓から下の屋根に出られるとか、総2階建ての場合は、人が避難できるようなデザイン上の庇を取付けるとかetc. 考えるべき事は沢山あります。それらを含めた上質な住宅を提供するようにしたいです。

 【第1回】 住宅を「設計」する事ができる会社である事

2024-02-13
私が考える工藤工務所の役割り
 設計とは何かを考えると、それはその人の家族構成や暮らし方が重要にかかわってきます。言い換えると、一人一人、一家族毎にプランを考える必要があります。トイレの幅・奥行、階段、玄関の幅・奥行等の寸法もチェックする必要があります。
 さて、木造建築では、910mm(≒3尺)、1,820mm(≒6尺)といった基本モジュールがあり、それに合わせて住宅設備機器等も作られています。でも、それにとらわれていては本来の使いやすさを考えた住宅の設計はできないと思います。
当社では、階段の壁芯々幅は1,000mmとか1,050mm、トイレの幅は910mmでなく1,100mmとかです。ドア幅は芯々910mmに入る寸法にするとドア内寸法は、有効寸法が735mmで、物の出し入れるには狭いと思っています。それで居室の入口の開口寸法は755mmを標準にしています。
 当社は、こんな事を考えて「The 設計」をしています。お客様に対し親身になり対応するという事は、どれだけプロとしての知識を提供できるのかという事を常に考え、コスト・デザインをトータル的に考えた上質な住宅を造るべく心がけています。

 住宅を建てるにあたり

2024-01-17
「貴社の特徴は何ですか?他社との違いは何ですか?」と聞かれたら、私は「設計でも施工でもお客様に対し専門家としてアドバイスができる事」と思っています。お客様対応のスタッフ全員が国家資格を持っています。ですから、プランニングでも性能の事も何でも相談して頂きたいと思います。
 今回は住宅を造るにあたり大事な事をお話しします。それは何かというと、”住宅では水蒸気の移動を考える事が重要”だという事です。水蒸気は室内の温度の高い所から低い所へ移動します。必然的に廊下や納戸、洗面所とかの温度が低い所は湿度が集まりカビが発生します。(文献によると)一般的なウイルスの微粒子は0.1~0.2㎛に対し、水蒸気は0.0004という数値で、この移動をいかに少なくするかが重要です。
このような室内での温度差を少なくする為に「全館空調Cozyシステム住宅」はとても有効で、結果的に居間も廊下や洗面所も温度差が少ない住宅を当社では提供しています。当然、外部からの冷気などは高断熱で遮断します。
ちょっと難しい話なので、あとは次回にしますネ。

 令和5年12月末

2023-12-28
 雪が降る前に現場を見に田舎館村へ行った時に目にした情景です。忙しくあちこち廻っている途中でしたが、5~6分車を停めて眺めていました。白鳥の群れが100羽近くいたでしょうか。田んぼで餌をついばんでいました。
私達にも日常の中でこんな一時が大事だと改めて思いました。

*次回、令和6年1月中旬

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